今夜だけでも有頂天に

ハイスペ女子と恋愛したいアラサー零細自営業者の活動記録です。

街コン合流、おーい、俺はここにいるよ

5月某日の街コン。
いつものハピスマ。立食パーティー

ただし、この日は、ブログを見てメールくれた方と、
会場で新規合流する予定があった。

新規合流申請、これが存外に嬉しい。
俺のこのブログを見て、何かしら共感するものや、
面白さを感じ取って、わざわざ連絡してくれたわけだ。
結局、ブログでこうやって発信している、
それも具体的な名前を挙げて、っていうのは
誰かに俺という存在を発見してほしいからだ。
おーい、俺はここにいるよ。

会場で合流した彼は、見るからに知的そうだった。
そして物腰も柔らかい。彼に悪い印象を抱く人はいないだろう。
実際、有名大学を卒業し、超一流企業にお勤めされていた。
これには当然、インフェリオリティーコンプレックスの
極地にいる俺は面食らってしまった。
しかしだ、ここは俺の主戦場。
街コン会場、立食パーティーだ。
プロフィールカードに年収を記入する婚活パーティーではない。
肩書は同じような属性にいる女性か、
一部の勘違いしている女性にしか刺さらない。
保育士や看護師、ゆるふわOLが大半の街コンでは
最低限の身だしなみとトーク力さえあれば
誰もがスタートラインは一緒なのだ。(イケメンはもちろん有利だが)。

さて、挨拶もそこそこに、
(思っていたよりもさわやかですね、と言われた笑)
次の瞬間には、立食パーティーでの戦い方を偉そうに語っていた。
日頃から溜め込んでいる街コン理論を、
誰かに語りたくて仕方なかったのだ。
しかし、思うのだ。
俺には気持ち良く語る資格があるのではないかと…。
去年はハピスマに月に1,2回参加しただけで
30人もの女性とアポ組みできた男だ。
(ゴールできたかはまた別にして…)。
俺は知っている、ここに参加している男の大半が
アポ組みすらできずに散っていることを…。

いつまでも街コン理論にくだを巻いている訳にはいかないので、
まずは声掛けの前に、不自然にならないように2人の関係性を創作する。
会社のコンペで知り合ったという設定にしたが、
実際にそういうものが会社人にあるのか俺はよく知らない。

準備万端!いざ声掛け。
といっても、基本的に導入後すぐにセパレートする戦略だ。
当然のことながら、俺が話しかけたいタイプと
エリートさん(他に呼びようがないほどエリートだった)が話しかけたいタイプ、
話してみて波長が合うなと思うタイプも異なるため、
お互いにないなと思ったら、早々に切り上げることを良しとする。
合流してコンビでいくといっても基本は自主独立だ。
しかし、考えてみると、相方が盛り上がっているのなら、
たとえセパレートしてこちらが盛り上がってなくても、
相方がこの先ゴールすることを考えて、
俺が話している友達にも好印象を残すために最善を尽くすべきなのだ。
こうした協調性のなさに俺の人間性が現れているのだろう。
限られた時間のなかを有効的に動きたいと自分本位に動いてしまう。
友達が少ない原因はこうしたところにあるのだ。やれやれ。

さて、声掛けの導入部分は、色々偉そうに語った手前
当然こちらがリードすることになった。
いつもよりもテンション高めでグイグイいく。
横にいるエリートさんの反応をちらちらと伺いつつも、
俺自身も観察されているなと思ったら自然に力が入った。
エリートさんはこれまでも街コンに
何度か参加したことがあるようで
自然とセパレートしてくれて有難かった。

合流申請してくれた方と一緒に動けるのはなんだか心強い。
実際、去年からハピスマに行きすぎているため
今では会場で誰かしら知っている人に必ず会うし、
その場で即席コンビを組んだり、
無駄口をたたきあったりしてるのだが、
俺のブログのことは一切話していない。
沈黙は金というわけでもないが、
ペラペラ話してもいいことがないだろうし、
彼らがほとんど結果が出てないのも知っているからだ。
それに対し、エリートさんは、ブログを通してであるが、
俺がどういう人間であるか知っているし、
どういうスタンスで街コンに臨んでいるか知っているため、
気兼ねしないというか、格好つける必要もなく、
より実際的な行動をとることができた。実際的な行動…?

約2時間、コンビでいったりソロでいったりを繰り返していたので、
エリートさんがどのくらいの成果を残せたのかは分からない。
俺はというと6人とライン交換し、
ラインやり取りできたのが2人、
アポ組みできたのが1人という結果だった。

この日は二次会連れ出しに注力しなかったため、
会場を出て2人で反省会することに。
表参道屈指のおしゃれバーに入ったが、
テーブルチャージ1000円にたじろぐ俺に対し、
そんな気配は微塵もないエリートさんに人生の差を感じた…。
彼は準準即スタイル、つまり最初に街コンに参加し、
後日2回ご飯に行って十分に関係性を作ってうえでゴールを決める、
そのスタイルで結果を残しているようだった。
いまの俺は初回アポでゴールできなかったら
損切りする(される)スタイルを採用しているが、
当然時間をかけるとゴールできた案件も多々あるため、
彼の戦い方はも傾聴に値するものだった。

互いに再会を期して改札で解散した後、
やはり語りすぎたな、と寒々しい気持ちになった…。

そしてまたいつものひとりぼっちになった。
虚しい日々に戻るのだ…。